日吉:大内さまには、この度のハンキ― パンキー販売にあたり多くのアドバイスをいただきましたが、そもそも大内様とハンキ―の出会いについてお聞かせ頂けますか?
大内さま:パリ、ミラノ、ニューヨークなどをコレクション取材で回っていた時が最初の出会いだったと思います。現地ではファッション関係の知人のパーティーに行ったりして、そこでの出会いや情報収集も楽しみの一つなんですが、女性同士だとパウダールームでコミュニケーションをとったりするでしょ?「あなたのその服かわいいわね」とか「最近ここのコスメが評判よ」とか…。そういった女性同士の会話でハンキ―のことを聞いて…アンダーウェア、パンダールームトークで盛り上がりそうなテーマでしょ(笑)私も好奇心旺盛だから翌日早速、置いてあるお店に見に行ったんです。
日吉:日本でもお化粧室って女性同士の貴重な情報交換の場ですよね。当時から、ファッション感度の高い人たちの間では口コミ人気があったということですね。その後、弊社で販売開始する際に、改めてご覧になったときの印象はいかがでしたか?
大内さま:「久しぶりに再会できた!」という感じ。何年かぶりに見ても、上質でファッショナブルで・・本当に嬉しい再開でした。
日吉:ご覧になってすぐに大内さまが「白とベージュ、欲しい!」ってにおっしゃっられたのが、私もとても印象に残っています。それだけ大内さまも認める「本物」なんだって販売開始に、より意欲がわきました。次に、ファッションにおけるアンダーウェアの存在についてはどうお考えですか?
大内さま:日本の女性も、どんどんおしゃれになって、よりお洋服や小物に投資するようになっていますよね。組み合わせも上手ですし、多くの人がファッションを楽しんでいます。でも、見える部分と見えない部分のおしゃれ投資の比率を考えると、もっとアンダーウェアもファッションとして楽しんでいけたらと思います。もちろん、アンダーウェアでも、胸をきれいに見せてくれる補正ブラジャーとかにはお金をかけているのだけれど・・色や形や素材を楽しむ、そのよろこびを感じてほしいですね。
日吉:たしかに、人には見えない部分のおめかしまで楽しめたら、より広がりますね。
大内さま:そう。お洋服やその日の気分で、ショーツをコーラルにしてみたり、ブルーにしてみたり・・。ハンキ―はカラーバリエーションが多くて発色が美しいからぴったり。
そんなに高いものでもないですし、見えないところで色を合わせる楽しみ方をし始めたら、アンダーウェア選びもよろこびにつながるでしょ?
日吉:ベーシックな色のほかにもたくさん欲しくなる色ばかりですよね。「チャイ」「ネオンコーラル」「グラス」など、色のネーミングがポップなのも特長ですよね。
大内さま:アンダーウェアの楽しみ方といえば、コレクションではランウェイのバックステージへの潜入取材も多かったのですが、バックステージはとにかくあわただしくて、素早くきがえるモデルさん達がそこかしこで着替えをしているわけです。ブラジャーは身につけないから、アンダーウェア1枚の姿をよく見かけたけれど、彼女たちはやっぱりハンキ―のような、ラインはひびかなくてファッショナブルなアンダーウェアを着ていました。彼女たちにとってショー中の「唯一の自己主張アイテム」がアンダーウェア。だからこそ、こだわりがあるのでしょう。
日吉:本当に自分にフィットするこだわりのアンダーウェアで、ランウェイを歩いているのですね。ハンキ―が多くのモデルやセレブに愛されている理由ですね。
大内さま:見えないところのおしゃれというのが、心の豊かさとか自信につながるのではないかしら。見える部分でのおしゃれとはまた別に、自分だけのお楽しみがあるって、高揚感をもたらしてくれるもの。ハンキ―のアンダーウェアで、ファッションの新しい楽しみ方を見つけて、見えないところのおしゃれを楽しむ幸せを感じてほしいですね。